神のあわれみと慈しみのしるしとして世に派遣される

撫順の朝顔

 

「海を越え、時を超えて咲く朝顔」がこのメルセス会の庭にも咲きました。2007年(平成19年)8月6日の朝日新聞に掲載された月曜コラム『時の肖像』高橋 郁男の記事にある”朝顔”に連なる朝顔です。その記事の1節には次のように書かれています。「太平洋戦争の頃、副島さんは日本兵として中国大陸に居た。敗戦後ソ連に抑留され、1950年中国側に引き渡された。約千人の戦犯のひとりとして東北部(旧満州)の撫順の戦犯管理所に収容される。・・・56年に釈放されて帰国する時、朝顔の種をもらったという。『もう二度と武器をもってこの大陸に来ないでください』『日本へ帰ったら、きれいな花を咲かせて幸せな家庭を築いてください』・・・副島さんの家では❛満州朝顔❜と呼んで、毎年育ててきた。垣根に近づいて見ると、見慣れた朝顔とは葉が違って、ハート形をしている。花弁の奥のほうは真っ白で、透明な光を発しているかのようだ。」

 修道院の朝顔を見ると、蝶がやってきて止まっていました。

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